2016年10月5日水曜日

電子書籍ストア一覧(セルフパブリッシング編)


今回は電子書籍ストアの中でもセルフパブリッシング(自己出版)できるサイトをまとめてみました。
電子データを販売する方法はいろいろありますので(ヤフオク!等でも販売は可能)、単に販売するだけでなく電子書籍ストアの体裁になっているサイトのみ取り上げています。

セルフパブリッシングができるサイトは意外とありますが、電子書籍ストアとしては小さいところが多いですね。

この記事を読まれる方で一番興味があるのはロイヤリティだと思いますので、全サイト調査致しました。尚、サイトによってはロイヤリティという言葉は使わず、手数料を何%いただきますといった表記になっているところもありますが、この記事では全てロイヤリティで統一しています。


Kindle Direct Publishing
ロイヤリティ 35% or 70%(KDPセレクト登録時)
KDPセレクトに登録するためには、電子書籍をKindleで独占販売する必要があります。また、KDPセレクトに登録するとKindle Unlimitedの対象になります。
電子書籍を出版するにあたりKindleを無視することは難しいので、70%のロイヤリティのためにKindle独占にするか、70%のロイヤリティをあきらめて複数の電子書籍ストアで販売するかの選択を迫られることになります。
私はKindle独占にしていますが、どちらの選択が正しいのかは正直分かりません。


楽天Koboライティングライフ
ロイヤリティ 70%(本体価格 299~100000円の場合) 45%(本体価格 80~298円の場合)
本体価格によりロイヤリティが変化する珍しいシステムになっています。
楽天koboの知名度を考えれば、複数のストアで販売する方針でかつ本体価格が299円以上であるならば、販売するストアの第一候補になると思います。


iBooks
ロイヤリティ 70%
Macを持っていないと出版できなかったり、EIN(米国法人番号)の取得が必要だったりと出版までのハードルが少々高い印象です。


GooglePlayブックスパートナーセンター
ロイヤリティ 52%
現在新規申し込みは一時的に停止しています。いつ再開するのかは不明です。


BWインディーズ著者センター
ロイヤリティー 50%
BOOK WALKERで販売されます。
ロイヤリティーが低いのは気になりますが、1円から振り込まれるというメリットがあります。

DLmarket
ロイヤリティ 70~80%(購入者の決済手段により変わります。)
ファイル形式はデジタルデータであれば何でも良いという特徴があります。(サイトではPDFによる販売を推奨しています。)


パブーPuboo
ロイヤリティ 70%
2016年10月31日に運営会社が株式会社ブクログから株式会社トゥ・ディファクトに
変更になります。
その際、外部ストアの提供先としてDLmarketが追加されるとの記載がありますのでPubooに登録するとDLmarketでも販売されるようになるのかもしれません。


mixPaper
ロイヤリティ 80%
ロイヤリティの高さが魅力的です。
サイト上で電子書籍の作成ができるのですが、かなり独特です。JPEGファイルから本を作成します。絵本や漫画であればこの方法で問題ないと思いますが、文字が主体の本には向かないと思います。


BCCKS
ロイヤリティ 70%
電子書籍を作成する専用エディタが用意されています。
紙の本の作成・出版も可能です。


forkN
ロイヤリティ 70%
売上冊数に応じて最大10%売上が加算されるforkNボーナスがあります。
サイト上でコミック、小説、写真集等を作成することが可能です。


でじたる書房
ロイヤリティ 50%
「でじブック形式」という独自の形式かPDFで電子書籍を作成する必要があります。
「でじブック形式」のファイルを作成する「でじブックメーカー」というソフトが提供されています。(Windows版のみ)


upppi
ロイヤリティ 40%
小説・マンガ・イラストの投稿サイトですが有料販売も可能です。


BookWay
ロイヤリティ 70%
電子書籍と紙書籍の両方で販売を行うようです。
出版するためには基本料金74000円~がかかります。


pocket.jp
ロイヤリティ 60%
登録料として28000円かかります。
このサイトを運営している青山ライフ出版は紙書籍の出版にも対応しています。


言い値書店
ロイヤリティ 85%-7円
書籍の価格を販売者ではなく、購入者が決定するという斬新な書店です。
0円でも購入が可能なのでビジネスとして成立するのでしょうか…。


0 件のコメント:

コメントを投稿